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テーブレゥとは

WORLD

テーブレゥ

そこは太陽が存在しない世界。空には大きな月と、数多の星が輝いている。

世界の名前はかつて異世界の旅人によって名付けられた。

意味は「青い大地」。

その名の通り、空に昇る月の光は青白く、大地を十分には暖めてくれない。

景色の美しさとは相反し、生命にとって過酷な環境が多い。

​厳しい環境を生き抜くべく、この地に住まう生命体は特殊な進化を遂げた。

生命体の多くが、月や星の光を生命エネルギーの一つとして利用できるように進化している。

​この地を支配するのは「月稀人(つきまれびと)」。

彼らもまた、テーブレゥの環境に適応し、月と星の力を操る人類である。

HUMAN

月稀人について
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テーブレゥの環境に適応した人類「月稀人(つきまれびと)」。

その呼び名は、異世界からの旅人が彼らを見て

「彼らは月の光を食べている」

「月の光を食べているから、彼らが近くにいると月の光がまばらになる」と考えたことに由来する。

月や星の光をエネルギー源の一つとして利用できる特殊な臓器や肌を持つ。

頭部には動物の角によく似た突起があり、この“角”を介して光を​エネルギーとして吸収している。

【身体機能】

​・寿命は50~80年(角の大きさ、環境による差が大きい)

​・国によってさまざまだが、多くは15歳程度で成人を迎える。

・寒さに適応するため体温は高い。

・目は僅かな光を増幅させることができ、暗闇でも周囲を捉えられる。

 瞳孔は調節しやすい構造になっているため、太陽の下など明るい場所

 でも活動できる。

​・角の大きさによって魔力や身体能力の差が出やすい。

【容姿】

・加工された鉱石のように輝く突起(角)が頭部に生えている。

​・様々な形状の尾を持つ。

・瞳孔が明るい場所では縦長、暗闇では円に変化する。

​ 感情によっても変化する。​

・青、紫の肌の月稀人が一般的であるが、地域や遺伝によって差がある。​​

​・身体には刺青を刻んでいる(「文化・思想」で詳細を説明)。

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ENVIRONMENT

地形・​環境・建築

テーブレゥには太陽が存在せず、地上は常に「夜」の状態である。

月が昇らない時間は星だけが空に輝いている。

世界の平均気温は低い。

太陽の光や温かさの代わりに、月の力をエネルギー源に利用する動植物が多く存在する。

一般的に月稀人は月に近い場所を好むため、山を切り崩して都市を築く国が多い。

建築技術が発展している。

建物には特殊な鉱物が利用されており、​断熱性が高く、室内は暖かい。

平地は比較的温暖な地域が多い。

​農作物の多くは平地で生産されている。

大陸間の移動は魔術による転送か、船で可能。

海は暗闇に閉ざされており、月稀人にとっても未知の場所である。
航海は大きなリスクを伴う。

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WORLD SITUATION

世界情勢

約1300年前より月稀人が支配する世界。

人々は数少ない豊かな土地を求め、小国同士が小競り合いを繰り返して

いる。

現在最も力を持つとされる国は「ノブレゥ」。

比較的歴史の長い国であり、現在三代目の女王ブラーヴが統治している。

​近年力を付けつつある新興国「フェルダ」との間で国境沿いの争いが

続いている。

CULTURE

​文化・思想

【思想】

月稀人は古来より月を司る神リュンヌを最高神と崇めている。

また月神リュンヌを含め古代神5名を神殿に祀っており、彼らを信仰する文化・宗教は各地に存在している。

​神殿を巡って信仰を深める者や、神の力で願いを叶えたいと願う者も少なくない。

月光の力は月稀人にとって「月神からの借り物」であり、彼らが亡くなる際には体に蓄えた月光を空や大地に還すと考えられている。

*古代神

 月神(最高神):リュンヌ

 水神:スォース

 戦神:ヴィクトゥワ

 豊穣・農業の神:アボンダンス

 建築・鉱物の神:クレエ

【文化】

年齢を重ねるごとに月力が込められた刺青を身体に刻む慣習がある。

刺青は月光を蓄える助けとなる。

刺青はそのまま彼ら自身を意味し、本人を象徴するような紋を残すのが

一般的である。

名家・王族などの中には特定の紋を引き継ぐ伝統がある。

宗教の上では暦の各月を古代神の名前で呼ぶ文化があり、各地で神々にちなんだ行事が執り行われる。

1~2月:リュンヌの月

3~4月:クレエの月

5~6月:スォースの月

7~8月:ヴィクトゥワの月

9~10月:アボンダンスの月

11~12月:リュンノーブルの月

​(※リュンノーブルについては用語集を参照ください

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